若いつばめ

sakuraniikari2006-08-07


 若いつばめといえば、あだな年増が連れている、シャイな男性を連想するだろうが、粋な人間社会のことではない。
 一週間まえから気がついたことであるが、近くの電線に朝早くから、つばめがびっしりととまっている。よーく見ると道の左右互いに向き合ってさえづっている。体形は成鳥からみるとやや小柄なようであるから、今年巣立ちしたまだ独身の若いつばめと思う。
 思うにかれらは集団見合いをしているのだろうかと。毎日散歩のとき見るのだがその度に数が少なくなつている。新しいカップルが出来、どこかでホーム造りに精進しているのかも知れない。
 今日昼三十羽くらい、夕方には十羽そこそこであった。想像があたっているとしたら、つばめの世界も真剣に相手を選ぶのだろう。一生共に暮らすということだから。