いろいろ有りました

 ながーい休みだった。

その間、一年半に及んだ足の疾患の原因を自分で見つけたこと、胸の何か気になる痛みで、いろいろ検査したこと、随分病院のお世話になった。

 足は昨年テニスを始めて六月に入り、汗をかくようになってから、足首から上にかけてあせも様なものが出たので、塩で治そうとしたが治らなかった。

 これは急激な運動の所為かと思ったが、上達しはじめ面白くなってきたころであったので我慢してつつ続けた。

 ところが涼しくなった秋にになっても治らず、そのまま中国に渡った。
もちろん中国ではテニスはやりたくても場所を知らないので出来なかった。過激な運動をしないのに、足は腫れ浮腫んだようになり、とうとう医者に行った。
ハンサムな医者は皮膚科医なのに、尿を検査、心電図までとって検査した。皮膚病の写真を見せて「これは湿疹があるが貴方のはない、薬を出します」と言われ帰国するまで服用し、患部に塗った。しかし、好転はしなかった。

 帰国してからまたテニスをはじめ、水泳もはじめた。依然足は良くならず、一生このままかと思ったが、一応掛かりつけの医者に見せると、「これは皮膚病だから皮膚科に行きなさい」と言われた。

 柳井の皮膚科に行った。「赤いブツブツは毛細血管から血が出ている。ここでは治せない。大きな病院の経験豊かな先生に診てもらったら!」とぶっきらぼうに言われた。

 どうしょうか?皮膚病のようだが皮膚科でない。いろいろ本を読み、毛細血管のことを知り、インターネットで薬害のことを調べた。

 昨年医者に言われ、血圧降下薬を夕食後も服用、一日二錠になった。どうもこれが曲者だと思い、医者に何時から二錠になったのか聞いた。昨年5月25日からだと分かった。「先生、薬が二錠になってから足が悪くなったように思うのですが・・・」「では、薬のグループを変えてみましょうか。合わないときもありますから」これが掛かりつけの医者の言葉である。唖然とする。あれほど相談したのにろくに調べてもくれず、担当が違うと相手にしてくれず、痛いところをつかれ出た言葉が薬の所為だ。最初服用するにあたり副作用とか説明するのが当然ではないか。

 薬を止めて一週間で足の腫れが引き出した。ぶくぶくと腫れ高い熱をもっていたのが殆ど元のようになった。だが白大根だった足は、足首からすねにかけて、赤大根になっている。一年半も病んだ足、早々は白大根には戻らないだろう。

 薬は使い方により良くもなり、悪くもなることがよく分かった。なるべく薬に頼らない”自然治癒力”を高めるように食生活を改善しなければと思った。、体温を上げる生姜、にんにく、寒い北半球での作物を摂ることが効果があるという。血液の汚れを無くし、さらさらに流れるようになればきっと健康は保たれるだろう。薬は毒でもあることを認識した休みであった。