*負けてたまるか

 クリスマスも過ぎ今年もあとわずかで新年を迎える。今年中にやらなければならないことの一つの、胃の検査を受けた。

 先ず、口からカメラを飲み込むのはかなりの苦痛なので、鼻からにして欲しい。それも麻酔薬を少なくして欲しいことを告げた。

 ところが薬は定量が決まっているので出来ない。麻酔薬なしでやってみましょう。もし駄目ならまた考えましょう。といわれる。

 止血薬のみの点滴で鼻腔より侵入。毛むくじゃらのジャングルを通過するとツゥンときた。水泳中、水が鼻に入った時の感じ。少し痛い。堪えることが出来るか?管はしずしずと侵入、目からは涙が流れる。どうにか胃の中に達したようだ。でも管が動く度に少し痛むが痛さを堪える。

 涙ながらに見た胃の中は、新たなポリープが出来、以前からのは大きくなっている。これはまずいな〜噴火口のように先が赤くなったのがある。一番大きなポリープから組織を摘み採る。

 善悪は新年に判定されるが、場合によっては手術をするかも知れない。と、医師から告げられる。持病と仲良く付き合えといわれても、あちこち悪い所があるとそうそうは付き合えないなーと実感する。健康な人が羨ましい。まだまだやらなければならないことが沢山残っている。