別れの駅舎  (11月03日)

 婚礼のため博興市に来ていた袁さんも、会社が忙しいので帰りますということで、駅まで送った。駅舎は屋根裏が見える古い建物で、火車を待っている人で一杯だった。こんなにたくさんの人だと座席は無いだろうと聞くと、降りる人もいるから大丈夫という。

 改札が始まると並んでいた列は忽ち乱れる。行列はすぐ崩れるこれが中国の本当の姿だ。