病気と共生

 今年最後の検査に行く。相変わらず多くの外来患者で待合席は満席だ。

 昨年、夢かと驚く血の混じった排尿に、早速診察を受け腎臓、膀胱等泌尿器官の精密検査を受けた。結果はひょっとしてと悪い予感もしたが、擬似陽性ということでひと月ごとの尿検査を終わり、今年から三月になり、七月からは半年ごとの検査になった。好転したのを喜んでいたのだが、今日の検査で又陽性になり来年三月に検査を受けることになった。

 他の器官の一年ごとの検査が二つ、どうにか新しい悪いところは見られず、病原菌とともに生きている。