ぺったんぺったん

 注連飾りを玄関に飾り、昨日に続き今日も部屋の掃除をする。部屋のあちこちに積んだ本を片付ける。少し広くなる。いつもと変わらぬ掃除だが念入りにするため、やはり昼過ぎまでかかった。

 暖かい陽射しがある間に歩いて買い物に出る。出てすぐに、ぺったんぺったんと、餅を搗く音がする。田んぼを出た家の庭で、10人くらいの若者が餅を搗いていた。2人交互に杵を振り降ろし、活きよいよく搗いている。この様子を見るのは何十年ぶりか、私も年末には父親たちと年末には搗いたものだ。カメラがあればよかったが残念だ。「来年も搗きますので、写してください」と、リーダー格の青年が言う。この若者たちは消防署に勤めている人たちだ。道理でチームワーク良く元気なのだ。