なんとなく忙しかった

 今日も寒い朝だった。いよいよ近づいた白内障の手術の術前検査の日だ。午前中に用事を済ませ、2時前に出かける。病院にはすでに検査を受けている人がいた。検査は痛みを伴うのもあり、目薬をさして行う。でも痛いことがあると言われる。何時痛くなるのか覚悟をして、身を硬くして機械を見つめているうちに、終りました、と言われ拍子抜けだった。

 その他いろいろの検査の後、5時から手術の説明があった。白内障は、水晶体が濁り、眼底まで十分に光が届かなくなるために、視力障害を来たす。手術は濁っている水晶体を取り除き、その水晶体の入っていた嚢の位置に眼内レンズを挿入して固定する。

 モニターを見てなんだか怖い。局所麻酔で痛みは感じないといわれるが保障はない。見えるし聞こえるし、終るまで長く感じるだろう、2,3o分くらいというが。