シルバー人材

 桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿というわけではないが、これから先暖かくなるにつれ枝が伸びるので、裏庭の梅の枝を切った。切った枝は下の道路に溜まった。道路に下りてそこからも枝を切る。この梅は6年前の台風で、石垣を壊して道路に倒れたので、根元から切り離した。それから新たな芽が出て枝を切るまでになったのである。

 溜まった枝を片付けるうち、かなり石が崩れ落ちているのを知り、改めて早く修理をと思った。倒れたとき上関の石工さんに電話をしたが、出来ないということで諦めて放置した。今日はシルバー人材センターに連絡した。現場を見た係りの人は、シルバーは現役を引退した人達なので「この仕事は無理ですね」という。高い所もダメらしい。これでは今まで経験、熟練の技は発揮出来ないのだ。老兵は去るのみか!