エイプリールフールに着いたメール

 昨日、散歩の途中タロー調子がいまいち変なので「さくら病院」連れて行きレントゲン検査を受けました、やはり肺に癌細胞が転移していました、残念ですがあと1月の命と診断されました、今回は手術するわけにはいきません、引導を渡されましたので、・・何かしんどそうにしていましたので診察を受けたらやはり悪い感が当りました。・


 今朝パソコンで、中国と通信中、なにか「ピピ」と音がしたようだったので受信すると、上記のメールが入っていた。昨日は見なかったが、一昨日は元気そうに見えたのに、こんなメールが入るなんてエイプリールフールではないかとすぐ訪ねた。

 タローはゴルデンレトリバーで13歳だ。3年前には大腸がんで7時間に及ぶ大手術で4分の3も切除したが、以後先日まで元気でいた。私の足音で、いつもはすぐ立ち上がってくるのに、目をウッスラと開けただけで辛そうだ。人間なら肺がんは、自ら命を絶ちたくなるほど苦しいと聞いたことがある。ものが言えない彼は静かに死を待つだけなんだ。もう手遅れだし、高齢なので、それを思うと可哀想でならない。苦しまないで逝ってくれ、と祈るだけか!