楊梅(yang mei) ヤマモモ

 夕方から雨だ、という予報だったのに昼前に雨が降り出した。梅雨のさなかのこと「降りたい時に降るさ」と観念し、テニスも休んだ。

 しかし、その雨も小降りになり、やがて止んだので買い物に出かける。買い物が終わり雨も降らないので、スーパー周辺をぶらりぶらり、雨に洗われた草木は緑を増し目にも鮮やかだ。ふと路上を見ると赤い実がたくさん落ちている。ヤマモモの実だ。私は食べたことがないが、食べてみる。甘酸っぱい。子供のころよく食べたと言う亡き妻のことを思い出した。