柿 

 今年の夏が異常に暑かった所為か我が家の6本ある柿の木の内、唯一
、実を付けたのはギオンボという粒の大きな渋柿だ。昨年も一昨年もタワワに付けた実の重さにたえられず枝が折れるほどたくさん実をつけた。

 他には近所に実をつけた柿がないので、からす、ヒヨドリが集まり片端から突付いて食べる。折角実を付けたので熟したのを食べるだけでなく、干し柿にしたらろ思い、殆どもいだ。この柿は次郎柿と違い大きいので、皮を剥いてもなかなか乾燥しないので、小ばえが付いて腐りやすい。そこで皮を剥いて熱湯に漬けてから15個ほど干した。まだ気温も割りと高いので成功するか未知数だ。今訪れてきた知人によると、柿の不作は、春の開花時期に遅霜にやられた所為だろう、と話していた。そういえばはっきり思い出せないが、そんな気もする。