恥ずかしい

 震災地の避難民たちは、地震発生から20日近くになろ。寒さを凌ぎ不足し勝ちの物資の中、不自由な生活を送っている。なかには、一人一人が役割を分担、それをやりとげることに新たな生きがいを感じ仲間意識を強めなごやかに避難生活を送っている避難所もある。

 整然とした食事、物資の受け取りなど見ると、日本人ならではとその素晴らしい日本人種に感じ入る。外国などでこのような事態になったとき、いつも目にするのは、物資の奪い合い、住宅商店などでの略奪だ。法を守りマナーの良い日本では絶対に無いと信じていた。

 しかし、この機に乗じて、被災した銀行の金庫、住宅から現金など、無人の商店からの商品の窃盗が多発し、被害が1億円以上になると宮城県から報告があったようだ。私は日本ではこのようなことは絶対にないと中国人に自慢をしていたが、顔向けできなくなった。