長岡外史 

 この立派な髭を見てください。この人は下松市出身の明治時代の元陸軍中将長岡外史です。明治7年に陸軍の学校に入学し、日清日露の戦役でも要職を得、国益に貢献された人です。

 早くから寒冷地にスキー部隊の必要性を唱え創設に尽力されました。また、大正昭和には飛行機の重要性を唱え、わが国航空会の副会長も務めました。トレードマークの髭は当時世界一の美髭の持ち主といわれたようです。

 笠戸島に行き、国民宿舎大城の駐車場に車を置いたとき、たまたま見つけたのが”長岡外史公園の標柱、あまり人が足を踏み入れないような段々を登りたどり着いたのがこの銅像の前です。髭の立派なのに驚き、銅像のまん前を見てまた驚きました。

 なんと、髭の宮様で最近亡くなられた三笠宮寛仁殿下のお手植えの樹木があったことです。10数年前市制60周年記念の折下松に来られてお手植えされたようです。髭にまつわる新しい発見、納骨の儀とも重なり何か不思議な気持ちになりました。