頑張ろう生命

 10日前に受けたC型肝炎の検査結果の説明を受けた。

 1年前に受けた検査に比べ、良くもなく悪くもなっていないとのことでホットした。しかし、この言葉で喜んではいられない。医師の説明は続く。「確実に肝硬変になります。近い将来か、90歳になってからか100歳になってからかわからないけれど」と言われた。それが死を意味するものではないことはわかっているが、急に生への執着が湧いてきた。

 大戦中、3度命拾いをして、いつ死んでも命は惜しくないと働き詰め、今はやりたいことが出来る自由な楽しい日々が送れるようになった。まだまだやりたいこともある。折角戦時中の死の危機も免れた身だ。90歳になってからの同窓会、これは約束済みだ。歌の教室も同じこと、先日のシニアスポーツでも若者を凌ぐ身体能力があることがわかり意を強くした。ウィルスとも適当に付き合い健康に留意することだ。