お盆

 盆の入りには季節の野菜胡瓜となすに箸を差して、馬と牛になぞらえてお供え、あの世の御霊が馬に乗って速く帰ってくるようにと迎えた盆も、故郷で楽しく過ごした子供、孫とともに送り火を迎え、御霊は牛の歩みのごとくゆっくりと、子供、孫たちは、新幹線、航空機で風のごとく去っていく。

 あとに残るのは年老いた老父母、猛暑での子供、孫たちの守りでくたびれ果てた方も多いでしょう。人数が減っただけ家は涼しくなったでしょう。ゆっくりと心身を癒してください。