角打ち

 はてな、角打ちてっなんだろう?聞いたことがあるが、と考える人がいるでしょう。

 夕方のテレビの番組で懐かしく見ました。酒の小売店の店内の一角で、一合マスの中のコップに客が希望する銘柄の清酒を注いで出す販売のことです。主に立ち飲みで時間は30分くらいで飲酒するという決まりがありました。

 私が下関から門司に通っていた頃、門司港近くの店をよく利用していました。その店は”美少年”熊本で作られる酒の銘柄です。その店は椅子も少数設置されバックの障子には日本画が描かれていました。酒の肴はいろいろありますが、冷ややっこに冬には湯豆腐もある人気の店でした。しかし、時間は30分以内でした。

 テレビの映像では昔と全く同じで、北九州市には今もたくさんあるらしく、何かの機会で行くことがあれば再びあの雰囲気が味わえると思いました。