動物園

 小さな雨が降り出しました。月が替わりましたが相変わらずの異常な天候です。洗濯物を入れました。

 それに比して昨日は晴れたり曇ったりのお天気でした。洗濯物を干す準備をしているところに電話が掛かりました。「息子の誕生日で、動物園に行きたいというのでお供をしよおうと思います、行きませんか?」という。私も久しぶりなので承諾しました。

 動物園前の駐車場は満杯で、園入口から遠く離れた駐車場に車を置いて入りました。園内は小さな子供を連れた家族たちで賑わっていました。

 最初に見たのが象です。餌の草を長い鼻で上手に丸めて、調子をとるように身体を揺さぶり徐に口に運ぶさまを見物の人たちも飽かずに眺めています。

 虎やライオンはじっと動かず、貫禄を見せていました。威圧を感じました。40数年前に私の娘の襟首を飾ったと同じニシキヘビがいました。直径10センチ以上もある大蛇でした。これでは見物者も体験は出来ませんね。

 北極の白熊くんは、背泳で泳ぎ、先の壁でターン、元に戻って浮かび上がり、大きくフーッと息をしてまたの繰り返しのサービス、それを飽かずに見物人も眺めていました。白熊も1頭では淋しいでしょうが大サービスで頑張っていました。

 動物園で肝試しの館がありました。昆虫ばかりを集めた施設です。それも誰でも嫌う毒虫類です。ゴキブリにナメクジどれも嫌いです。怖いムカデ、蜘蛛のタランチュラ、暗い部屋で暗い照明だけで見るので、怖さも忘れて熱心に見たくなるのが不思議です。

 園内でケーブルテレビの取材を受けました。この夏思われたことは?いろいろあったが、これまでの異常気象で我が農園の野菜がだめになり、茄子を除いて収穫が終わったことを話しました。