CTガイド下肺腫瘍生検

 昨日癌が有るといけないということで検査を受けました。

 CT室に入る前に、痛み止めの注射を打ったり、検査中点滴をするのでその準備をしました。血管が細いので針が血管に確実に入る箇所を探すのに、時間がかかり先が思いやられました。

 病室からベッドに寝たままCT室に入りました。点滴も繋いで体内に入りだしました。CTの台に移り不自然な恰好で伏せました。ちょっと息をするのが苦しい、背中から針を刺すのです。医師一人に看護師さんが三人、それに技師、大変です。

 医師はCTの映像を見ながら、私は言われるように息を吸っては止めての繰り返しで確実に患部に印をつけました。そうして今度は痛み止めの注射を打ちました。ここまではまだ体外の背中への処置です。医師が教えてくれるので少し怖れが薄らぎました。

 いよいよ肺に針を刺します。瞬間息が止まるようなショックがしました。針を刺したところから細胞も採りました。「終わりましたよ」と言われたとき何か安堵感を感じました。医師の一言一言がそのようにさせたのでしょう。

 明けて今朝は術後の異変もなく午前中に帰宅できました。一日中寝っ転がっていました。