難敵に立ち向かう

霞んだ朝空の下今週最後のお勤めに行く。
私は目に見えぬ敵との戦いが9年も続いている。この敵は通常ルートではなく防御の目をかいくぐって侵入したものと思っている。だがその侵入時期は分からない。その敵を撃滅する方法はただ一つ強烈な兵器を使わなければならない。完全撃滅は僅か三割で強烈なるが故副作用大である。無害で完全に死滅させる新兵器の早急な完成出現を願っている。

* 150万人の患者

日本では推定150万人が侵されている。この敵が発見されたのは1989年でそれ以前何十年も前から潜在している。
私は一日三度の服薬、隔日の注射で善戦均衡を保っているがそれが敗れる事になれば覚悟しなければならない。そうならない為にも苦痛を我慢しての勤めである。
さて この「難敵」は?