中国の庶民の足(二)

sakuraniikari2006-02-19

近代化著しい中国、北京とか上海には地下鉄もあるが、やはり地上の乗り物に限る。地下鉄は地下深く遠距離を潜って行かねばならない。
バスは青島には二階バスが有り、料金も2元(30円)と安く海岸線を走っているので景観を楽しめる。旧市街には環境に優しいトロリーバスが走っている。
私が、よく利用したものに摩托車(バイク)がある。街角には客待ちの摩托車,洋車(戦後の輪タク)三輪摩托車などが「何処に行くのか」と言葉をかけて来る。交渉に余ってはバス代より安くバイクの後席に二人が跨って行く女性客もある。
しかし何時も自由に行動するには、軽快な自転車をと探していたら,電動自転車が有ると言う。スクーターのように足を置くスペースが有りその下に電池が有る。その後ろ、シートの下にはペダルが有る。時速20kmで50km走行出来る代物、値段は日本円で42,000円、当時まだこの型は珍しく、行く先々で人が寄ってきて見たり話かけてきた。一昨年訪中の際、車庫の鉄扉を壊し盗まれたのを知った。泥棒は電池が入っていないとは知らず持っていった。その一昨年、まるでスクターそっくりの電動車が数多く走っているのを見て驚いた。値段は小が30,000円代大でも40,000円代、自転車に変わる庶民の足になるだろう。(私も欲しいが電圧が200vです)