みせばや

sakuraniikari2006-06-25


 新聞の読者からの投稿に「後輩が残したミセバヤ」というのがあり、その、「みせばや」の文字、言葉が気になり読んでみた。
みせばやというのは、確か「見せたい」で和歌で見たような気がする。この投稿者も「たくましく上品なミセバヤ」という投稿を見、職場の仲間に「どんな花か分らないか、見たことないないか」とたずねたが知らないとのこと。
 ところが翌日机の上に、見たことのない鉢があるので尋ねると、「それがミセバヤだよ」との返事。よく聞くと、春に急死した後輩が残していった2鉢の一つで、職場の片隅に前からあったという。なにを思って育てていたのか、花の名を知っていたのかなどの思いがよぎる。和名の「見せばや」もいい。という亡くなった後輩の心中を思っての文である。
 この花がどんな花か「季節の花」300で探した。開花時季は9月中頃より11月末で、和名「見せばや」


季節の花300より