sakuraniikari2006-06-27

*纏足

 小康状態の梅雨も今日は久し振りの好天であったが、さすがに暑い一日であった。火曜日は午前午後と行事がつまっていて昼寝の時間がとれない。帰宅後、他国の人のブログを見て、久し振りに見る字に驚いた。
 見出しの漢字、まとった足で纏足(てんそく)という。昔、中国では、良い家の子女は幼い時から、足を布でまとって発育を停める。従って身体に伴わない小さな足の為、正常に歩くことが出来ない。子供の頃は逃げないようにするためだ、とも聞いた。残酷な風習で子供の頃、良家、金持ちのご婦人の纏足はよく見た。
中国でも最近はこのような人はめったに見られない。耳に穴をあけて金の輪をぶらさげ、チャイナドレスでよちよちと歩いている老婦人を見ると、現代の中国には似合わない。気の毒で可哀そうでもある。