定期検査

sakuraniikari2006-10-13


 一年に一度の腹部の精密検査を受けに朝食抜きで行った。紹介状を渡し待つことしばし、新しい室へ案内され新しい機器に横たわった。「息を止めて」「楽にして」の音声も定かに分からぬまま終わった。

 フィルムを前に先生の説明を聞く。

 先生「昨年と同じで悪くはなっていません」

 わたし「良くはなっていないのですか?」

 先生「これはウィルスでの炎症なので、治りません。薬で進行を抑えるのです。造影剤を使って撮影すれば、癌があれば99パーセント発見できます」

 ”造影剤を使うと、頭痛、血圧低下、痛み、その他弊害があり、車の運転にも支障があるかもということで、使わなかった”

 わたし「先生、癌があればバッターアウトですね。悪いところを切り取るのですか?」

 先生「ウィルス性は切ってもだめです。少しでもはやく発見、良い薬があるので治療すれば二十年でも大丈夫です」

 わたし「そうですか・・・」

 不治の病の機嫌を損ねないように、これからも摂生していくしかないようだ。

 このブログ掲載まえに、町の胃がん検診結果を知らせてきた。

 更に詳しい検査を必要としますので、胃・十二指腸内視鏡検査等ができる精密検査機関で受診してください。と・・・内視鏡の管を呑み込むの苦手なんだが!!