サンタクローズ

sakuraniikari2006-12-24


 クリスマスの前夜煙突に、”くつした”をぶら下げて寝るとあくる日”くつした”の中に欲しいものが入っている、と子供のころ聞き、黒く長いつしたをストーブの煙突の近くにぶら下げて寝たが、なに一つ入っていたことは無かった。サンタを信じていた私は「お母さん、どうしてうちにはサンタクロウズが来ないの?」と聞いた。「ペチカの有る大きな煙突でないと入れないでしょう」ペチカは学校にあるが、みんなの家の煙突はうちのと同じなのに、おかしいなあ〜と思っていた。

 柳井の教会で「クリスマスの集い」の行事があった。たくさんの障害者を招き、神父さんの、みなが幸せの喜びを味わうことができるようにとお祈りがあり、聖歌合唱の後、腹話術、紙芝居、南京玉すだれ等障害者も中に入って楽しんだ。

 ビンゴゲームでは全員景品をもらい、最後に神父さんから祝福を受けた障害者が、大人も子供も綺麗な袋に入ったプレゼントをにこやかに受け取り無事終わった。障害者の笑顔を見ると、今日も良い日であったとつくづく思った。