婚礼

 8時に楽隊を先頭に、家具、電気製品、布団、新娘一族は家を出発、新郎宅へ向う。赤いエヤーアーチ、爆竹花火たくさんの人々に迎えられ邸内に入る。中は大勢の新郎一族の若手が料理を運んだり忙しく立ち働いていた。客は男女別の部屋に宴席が設けられていた。客が多い為隣の親戚宅にも席が設けられていた。どこでどのような婚儀が行われたかは分らない。新郎新娘二人が揃ってお酒を注いで廻るとき、新郎には返杯はしない。そのとき祝儀の金を裸で盆に差し出す人もいた。ここでも多くの旧知の人に逢う事ができた。大夫(漢医)でこどもが出来た彼女の姉、劉さんにも会えるし、メールでしか知らなかった党の学校を出て、今、大連の軍関係で働く弟の胡さんともいろいろ政治関係の話しが出来、理解することができた。胡さんとは筆談が多かったが、回し読みする他の人もうなづき、手を握り合う素晴らしい場になった。
    


  11月03日