*瓜子や落花生は炬燵にはむかない

 中国でおしゃべりするときその友をするのが”ひまわりの種”と"落花生”。どちらも殻が有るので、その殻がテーブルや床に飛び散り吐き出され非常に汚れる。しかしそれを気にしていたら話も弾まないし美味さもそぐわれる。

 暖かいので友が久し振りに訪ねてきた。食後から1時間も経っていなかったので、瓜子と皮付きの落花生をだした。炬燵に足を突っ込み、彼が話す夜晩く子どもが泣く声がしたり、暑いよ〜熱いよ〜と悲鳴がする奇怪な家が分ったよ、と興味ある話に炬燵のテーブルは汚れ布団の上にまで殻が落ちて気になってならない。とうとう話しは中断少し片付ける。こんなことでは話しも白けて、とうとう食べるのをやめてしまった。炬燵はミカンの方が似合っているのを認識した。(このはなし当人は警察に相談して張りこみ捜査を願ったが確認出来ず、妄想ではないかといわれていた。私は声が聞こえたとき録音をしてと頼み、再生したが雑音で聞きとれなかった)