*悲喜こもごも

 中国語教室今夜は意外な人が訪れた。日本語を教えて欲しいという中国人李夫婦だ。仕事先の社長が亡くなり、これから先は廃業の為、新しい職場に勤めなければならないが、6年日本に居るが殆ど日本語が話せない。われわれと一緒に学ぶのは中々難しい。しかし先生は引き受けた。交流にはいいことだが学ぶのは難しい。私の呼んだ于さんも同じだ。本来の教室の形でいけば日本語を学びたい人はかなり努力しなければならない。日語の2級検定を受検した楊さんが遅れて参加した。合格の朗報をもって! 総合点283点はかなり良い点数だ。生徒の祝福の大拍手に涙を流して喜ぶ。彼女は会社が廃業するので早めに退職して帰国する。大きな土産、合格証を持って。