方言

 久し振りに中国人のともだちを訪ねた。日本語はときには辞書を使うこともあるが、まぁまぁ通じる。しかし、中国語は余り出来ないわたしと、出来るが方言が入る相手との会話は、不思議と理解してもらえるから不思議である。よく、広東語、たとえば広東省、上海方面の人の言葉は他の地方の人には、まるっきり通じないといわれる。むかし、日本も東北地方とか鹿児島方面の言葉は全く分らない時代があった。広い中国は現在でも通訳が要る地方がある。

 相手は中国の広州、南の方だ。かなり方言のある地方だ。私は普通語を学習している。だが、私の発音は方言が多いのだろう。先生によく指摘される。最初交流した中国人は山東省、江蘇省の人だった。きっとその地方の言葉が身についたのだろう。方言同士のおしゃべりだが、まぁ通じたので嬉しかった。