中国の友人

 朝10時半、skypeで「今起きました、いますか?」とチャットがあった。昨夜ベットに就いたが、すぐには眠られず、夢の中に入ったのは3時過ぎでしょうかと、いういい出しだった。じつは彼女中国の大学の教師に今年なったばかりで、教え方の学習もする忙しい人である。

 眠られない為にいろいろ将来のことを考えていたので、目が冴えて余計に眠られなくなったらしい。彼女は日本大好きで、学生時代から独学で学習し、今年2級の資格をとった。出来れば大学の専門書の翻訳をしたいとのことだった。そうしてつい眠られなくて考えたのが、やはり日本語を活かす仕事がしたいと思ったようだ。

 大学教師の仕事を辞めるのかと、思うとこちらも今夜は眠られないだろうと思った。私はかねがね余暇に学生たちを集め日本語の同好会でも作って、日本のことを知ってもらえたらいいな〜と思っていた。アルバイトでガイドをする話もした。日本人などそれほど訪れるところではないので、実現の可能性はない。

 結局、来年の夏休み、学生たちと日本語学習会を立ち上げようということになった。勿論大賛成だ。彼女の日本語能力なら教えることは可能だ。このような会が、遠い延安の地に出来ると思うと一日中嬉しかった。大きな輪になることを期待したい。