* 湯圓

 旧暦の正月元旦から15日目は満月だ。中国では、元宵節。日本でもこの日を小正月といって、ご馳走を作ってお神酒をいただき祝ったことを覚えている。国内の中華街でも紅い灯篭を飾り、花火を上げ爆竹を鳴らす行事が昔からあり、長崎では商工会などが、フェステバルを大々的に行い観光に一役買っている。

 この元宵節に食べるのが湯圓だ。白玉粉を耳たぶ位の硬さに練り、黒胡麻を油が出るまで摺って砂糖を混ぜて餡を作る。餡を入れて団子を作り、沸騰した湯で浮き上がるまで茹でる。餡はピーナツ餡も有りとても美味しい。中国では常時スーパーなどで売られており、黒芝麻の大きいので、5元から10元で売られている。栄養たっぷりなので、朝食によく食べた。