冬瓜(とうがん)

 すっかり寂れた農園のあちこちに、幅を利かせているのが冬瓜である。この冬瓜昨年まで、近くの休耕地で作られ、ひどいときには収穫をしないでそのまま大地にごろごろと冬まで転がしていた。従って名前の冬瓜、冬に食べるのだと思っていたら今が旬だとか、実と干しアミのスープの中華風料理を教わり、少し冷めてから食した。熱も取ってくれるとか、喉越しも良いので食が進む感じだ。まだまだ続く残暑を、冬瓜レシピを研究食してのりきろう。