曇り空

 空を眺めるに雲が多く、なんとなく夏の空とは違うように思う。北の空には、さざなみが立ったようなさば雲と言う名だったか、雨の前兆の雲が見えた。雲の下では昨日など39.9度なんて酷暑の京都があった。しかし、上空ではぼちぼち秋の気配が感じられると気象予報士は言い、慰められる。

 16時過ぎ現在、台風の影響もあり、上空は雲に覆われ一雨来そうな感じだ。いつも喧しく聞こえる蝉の鳴き声も静かだ。中国の山東省地方では、この蝉は「知了〜知了〜知了〜(zhi liao)」と鳴く。鳴き声の意味は、知ってる、知ってる、知ってるだ。季節を知っていると、いうのだろうか。今夜あたりコオロギの鳴き声が聞かれるかも知れない。