紅蓮の炎から16年

 朝テレビのスィッチを入れたら、画面は真っ赤な炎に包まれた市街地、そうして横倒しになった高速道路の高架橋、目を見張ってみたあの状況は16年前のものとなった。

 それから一月後Uタンしたが、鉄道はスムーズに運行されておらず、飛行機での帰国となった。今朝の報道でも復興された町並みなど傷跡はは見当たらないが、心の傷は未だに癒されていない多くの方が、この日を迎えた。

 そんないろいろなことを思い出しながら歩く。少し遠出をする。昨日よりは暖かいが、北風に向かうと冷たい。凡そ2時間、私としては速歩で、帰りは汗ばむほどに暖かかった。