がんばれ日本

 今日は彼岸、春分の日だ。二日続きの雨で大根の花もかなり背が延びた。中には、うすむらさきの淡い花も付けている。春、春の色だ。わが庭の最初の色づきだ。

 被災後十日になる。現地はだんだん落ち着きをとりもどし、復興に向け市民にも片付けなどに動き出した。わが自治会でも微力ながら春の地区親睦スポーツ大会を中止してその経費を被災地に義捐金として贈ることになった。助け合い、困った時の助け合い、この心がある限り日本は必ず元気になる。

 今日もまた福島原発自衛隊などによる放水が行われた。また戦車によるガラクタの片付けも進み、作業がもっとスムーズに捗ることだろう。それにしても発電所には高濃度の放射線で危険な中、国民のため、日本の為と滅私奉公頑張っている人たちがたくさんいる。戦後、自分さえよければという自己本位の人が多いと思っていたが、一旦緩あれば日本人は心を一つに立ち上がり、国の為に尽くす精神は失われていなかった。この精神でみんながんばろう!