また一人

 今日はとても悲しい日となりました。

 一通のはがきが届きました。私の知らない人からです。便りによりますと、「先月姉○○が永眠いたしました。姉の残された郵便物を手掛かりに、突然訃報をお届する失礼をお許しください」とありました。

 彼女は小学校入学から同じ組で、20年前の同窓会から逢うことができませんでした。彼女のご主人が病気で看護していたからです。そのご主人も3年前に亡くなり、一人淋しい生活をしているということでときどき電話をし元気な声を聴いていたのですが昨年末より体調を崩し療養していたようです。道理で年賀状も来なかったのですね。彼女も身内は弟だけだったようです。なんだかひとごとのような気がせず、涙がとまりませんでした