懐かしや

 日本の通信制高校に勤務して、そこから中国の黄土高原のマオトン(崖を繰り抜いた住居)に住んでブログを発信しているmaotouさんが長い冬眠からさめたのか、久しぶりに近況を公開しました。

 村に帰ってまず出遭ったのが葬儀だったようです。葬儀の当家は白装束です。葬儀は外で行います。式を盛り上げるのは楽隊です。サックスを吹いたりドラムを叩いたり、葬儀に大事な棺桶は、漢族のは重く立派な棺で、金持ちほど重いようです。雨でも降れば泥んこのため滑るので埋葬が大変だそうです。それに対して回族(中国のイスラム教徒)は棺桶は簡単だし、埋葬は遺体だけを出して埋葬し、棺桶はまた他の葬儀に使うということです。単なる入れ物なんですね。