■

*游就館

靖国神社に行くと、神殿の右手に游就館がある。以前と変わって立派な館に入ると、零戦,回天等の武器が出迎えて、さらに奥には戦時記、書、旧軍の衣類等が販売されている。８００円を払って２階に進むと、またまた高射砲、雷撃機の彗星（予科練時の配属隊の主力機）、戦車等の武器がかなり展示されている。以前拝観した時は、大型武器はゼロ戦くらいで、殉国の若人の、国を思い、親を思う純粋で達筆な遺書の数々を涙ながらに拝観したものだった。現在は少し変わったようだ。【近代國家成立、自存自衛、年配の方はご存知の八紘一宇のため、やむをえない戦いに尊い命を捧げられた英霊の武勲，遺徳を顕彰し英霊が歩まれた近代史の真実を、明らかにするのが使命である。】とあつた。
軍国少年であつた私は、兄を亡くし友を亡くした思いから、肯定も否定も出来ない。
戦犯を否定したビルマの判事、戦争した日本は正しく、連合国が悪いのだ、ともとられかれない資料がたくさんある。先日中国の指導者が、游就館を見たいと言っていたが，見たらまづいように思う。小泉総理は游就館を拝観して靖国参拝をしているのであろうか。

さくらphotos