事故は突然に

sakuraniikari2006-07-17


 あれほど暑かった太陽も西の空に傾いた6時半、自転車の荷台に掘ったばかりのじゃがいもを積んで、青信号の横断歩道を進行中、突然悲劇は起きた。左手より走行して来た車は自転車に接触。転倒、積荷のじゃがいもは散り、右足は強烈に地面に叩きつけられ身動きは出来ない。人が集まり「警察警察、救急車を呼べ」と言う声が聞こえ、「大丈夫ですか」「しっかりして」と耳元で言われる。もう駄目かと、思わず「神様助けて!」
 これは昨日見舞いに行った被害者のお話である。不幸中の幸いというか、骨折は無く、右足打撲、うっ血がひどく、ために神経を圧迫、痛み、ひざ、足首、指の屈伸が出来ず移動は車椅子。子供のために身を粉にして頑張っている彼女が、車に当てられてこのくらいで済んだのは、「神様が守ってくれたよ」と言う言葉そのとうりに本当によかったと思う。
 今朝、ごぼうに架けている防護網を取り除いて欲しい、と頼まれていたので農園に行く。20メートルが四畝、クリップを取り、網を引き寄せたたむ。支えの金属の弦を抜き取り、全てを倉庫に収めるまで2時間、曇り空で涼しいと思っていたが、おわってみればシヤッもズボンも汗びっしより、これでごぼうも邪魔物が無くなり、いきいきと育つだろう。