縁台

sakuraniikari2006-08-29


 いかに子供で元気があるとはいえ、朝から一日中太陽のもとで遊ぶということもない。プールに行ったりもする。久振りに友と出会うと、時間を忘れて泳ぎ潜り、疲れ果てて家路に着く。家のすぐ近くに友の家があり、その陰に縁台があった。涼み遊ぶ内に、はさみ将棋、山崩しなどし、飽きると、本将棋がはじまる。これは休み中、毎日のことで、ソラマメの湯がいたのをつまみながらパチィパチィと指す。弟は子供ではその縁台では一番強く、私と対戦するときは、考えるまも与えず急かされていた。強い弟は強い大人と指すので、ますます腕をあげていった。最近はこのような風景は見られなくなったが、中国では大人が、涼みながらポーカー、麻雀、将棋に興じているのが見られるが、殆ど、金を賭けている。