あっぱれ

sakuraniikari2006-09-13


 しとしとと秋を実感するような冷たい雨が降っていた。かの交通事故にあった当事者、退院はしたが、毎日後遺症に悩まされている。脚の神経が侵されているらしく、しびれ、足の痛みにノイローゼ気味だ。はけ口がないのか、よく電話でぐちってくる。医者の話ではいつ完治するかわからないようだ。そうなると悪くもないところまで、痛くなるのが不思議だ。病は気からとは、よくいったもので、全然先の見込みがたたない。今朝電話の呼び出しででてみると、明るい女性の声、はてな?誰からと聞くと又彼女からだ。話は「息子が行っている大学から前期の成績表が送られてきた。優秀な成績で奨学資金貸与も可能の学長の書信まで来た。毛嫌いしていた主人まで驚いて、息子を見直したようだ。わたしも早く治るように温泉に行きます。良くなつて仕事したい」と以前とは違う、とても前向きになったみたいだ。この息子も感心だ。留学の身で、アルバイトしながら成績優秀、母親への孝行なによりの薬である。