鳥になりたい

sakuraniikari2006-09-16


 世の中科学が発達して、本当に子供の頃には考えられなかったことが、現実となったことが数多くある。
 S市のM町から気象台を目指して山の手をあがって行くと、やがて気象台、それから右に折れると視界が広がり、山と山の谷あい椿谷だ。青年時そこを通って通勤していた。呼べば応えるほどの近さの対山は四季折々に花が咲き、目を楽しいませてくれた。羽があれば向こうの山に飛んで行きたい。その思いは夢にまで見るほどで、手を広げて腕を伸ばし地面を蹴ると、身体が宙に浮き、さぁーと滑空。こんな夢も現実になり、エンジンを背負ってパラシュートを風にふくませたら、望みのところへ飛んで行く。今朝カメラを身に付け、望みの風景を撮影しているのをテレビで見た。私も軽快に飛んでみたい。