敬老の日

sakuraniikari2006-09-19


 台風はわが町を直撃の感じの天気予報であった。なのに「台風は少し遠いところを通るから行ってもいいですか?」と中国の娘から電話があった。
 直撃コースだと、いろいろ心配なので台風情報をみると、僅か北より、それも深夜に通過の予定ということで、まあいいかとOKした。
 来宅早々、「敬老節だから餃子を作ります」という。目出度いときなど餃子を作るのは定番だ。買い物を済ませ、道具を揃えると、粉を練る。具を作る。道具を洗う、洗い物はもちろんこれは私の十八番。若い二人で出来るだろうかという心配は、手際を見るうちに払拭、おしゃべりしながら(これが楽しいのである)思いのほか早く出来た。
 「おじさん、いつもお世話になります。テニスをするとき着て下さい」包みを解いてみると白いジャージ、思わず目頭が熱くなる。「おじさん着てみて!」着ると身体にピッタリ「よく似合う、きれいよ」と嬌声があがる。子供からも孫からも贈り物があったがそれにも増して、感謝感激、幸せをひしひしと感じた日になった。

     粒がそろって美味しそうな餃子

     きれいなジャージ