虫がさわぐ

 連日連夜の猛烈な暑さで、バウンドテニスの練習を二日休んだ。
練習に熱中のあまり、熱中症になってはとの思いからだ。

 昨夜の練習も休む気でいたが、どうも虫がさわいでならない。何の虫だろうか?夕食を作る頃から心はコートに飛んでいる。

 夕食もそこそこに体育館に行くと、もういつものメンバーは練習をしている。準備のストレッチを開始するともう額から汗がにじみ出る。コートに入り練習をはじめる。相手は私の孫のような若い女性二人、変則で二人を相手にやると、勿論運動量も倍になり、忽ちウエヤーは汗びっしょりだ。相手二人、なんだか休んでいる間に上達したようだ。翻弄されたようで息があがる。何時もならひと踏ん張りするのだが余り無理は禁物と休憩をした。

 おとなしく淑やかな二人に負けるわけにはいかない。虫がさわいでくれる限り私の練習は続くだろう。そのためにもシニアスポーツ、水泳、も続け身体を鍛えるつもりだ。