干天の慈雨

 夜の夜中、天空での太鼓の競演、ライトの点滅に目が覚める。ピカピカゴロゴロ久し振りの雷鳴、それに雨まで降り出した。一ヶ月ぶりの雨だ。
人間も畑もといわず、大地が待ちに待った雨だ。開けている外部のテラス戸、窓を雨が入らないように閉める。雨音や雷鳴でなかなか寝付かれない。それでもいつの間にか眠ったらしく目がさめたのが7時半だった。
睡眠は十分だったが、雨はもう少し欲しかったように思う。