南京の街へ

 二人とも南京の街は全く知らない。唯一、事変後昭和12年12月13日南京城を攻略、松井石根大将が乗馬で入城したことを思い出す。又最近では南京大虐殺が有ったことを知るくらいだ。駅前で物売りから南京の地図を買う。4元だ。
市政庁の有る所が分かり地鉄(地下鉄)で行く。運賃3元なり。
 切符はプラスチック製のコイン様な物で、入場は感知器に当てるとバーが開く。出る時は同じで、コイン挿入口に入れると開く。これは何度も使用されるので、紙のようにごみにならないので環境には良いだろう。

 地上に出ると高層建築物が並んだビル街だ。銀行もあり換金する。1万円で658元しかない。2年前より100元近く少ない。目的地を通行人に尋ねるがなかなか見つからず、着いたのは11時半であった。午前の執務時間は終わったので午後来なさいと言われた。

 小さなレストランに入る。炒飯を頼むがないとのことで、メニューを見るとカレーライスらしきものがあり注文する。しかしこれはカレーの匂いはするが、具は魚で米はばらばらで、全く不味い代物だった。水、お茶もない。でも次から次に客が入る。

 午後からはなんだかとても暑い。汗を拭き拭き再度訪れる。知人の通訳でもなかなか捗らない。自分ひとりだったら大変だったろうと実感する。一応の処理は出来たが、明日公証書にするから5時に来てくださいといわれた。2日掛かりになるが作成が確実になってきたのでまずは安心というところだ。


  *(リンクがはっている南京大虐殺を見ると日本軍だけでなく、元も中共軍もやっている。戦争の恐ろしさを知る。  クリックしてみてください。)

  地鉄

  

  

   

   

  駅前の玄武湖公園の建物だが三脚がないので流れている。失敗だ。