ふれあいサロン

 われわれ自治会の”ふれあいサロン”も速いもので来月は24回を迎える。先日の会合で一人のおっちゃんが、荒城の月を歌いたいとおっしゃる。滝廉太郎の代表的な曲で昔から広く愛唱されている。だれも異存はない。「おっちやんが歌うのなら、私はピアノを弾こう」と弾けもしないのに調子にのって言ってしまった。いったんは冗談ですよといったが、心中、挑戦してみようと決心した。

 決めた以上練習しなければならない。知人に頼み電子ピアノを借りた。楽譜も用意するが、はっきりとは分からないので娘に電話で指導してもらう。娘も弾きやすいように楽譜を書いて送ると、応援してくれる。今日も練習、なかなか指が動いてくれない。まあ、格好はともかく、間違いないように弾ければいい。右手の指だけだが、メロディだけはまぁまぁ弾けるようになった。あと、前奏と伴奏に左手を使わなければならないし、おまけに、おたまじゃくしがうじゃうじゃ並んでいる。「やれるかな〜・・ やれるさ 」出来たら気持ちがいいだろうな〜 と ただそれだけの快感のため頑張ろうと練習する決意だ。