月光に躍る銀鱗

昨夜煌々と輝く月明かりの元、sineaさんの指導で、實に10年ぶりにチヌ釣りに挑戦した。
 針を投げ入れて間もなくぐぅぐうと浮きが沈む。間髪を入れずという具合にはいかなかったが、言われて竿を上げるとあの感触、底に引き込む力強さはまぎれもなくチヌの手ごたえだ。快感を思い出した。手元に近づいた獲物は最後の抵抗をする。慎重に巻き寄せ地上に引き上げたものは40センチはあろうかという大物、きらきらと月明かりに輝いていた。

 お誘いしていただいたsineaさん、本当にお世話になりました。月夜のチヌ釣り忘れられない思い出になりました。