ひよどり

 毎日寒さが続いている日本、隣国韓国の漢江も一面凍りついたとニュースがあった。以前は年末までに氷結していたのだから、やはり暖冬だろう。


 庭に一本のヒラカンザシの樹がある。まだ、たわわに赤い実がついている。一昨年の十一月など、月初めにひよどりが群れをなして飛来、四五日で食い尽くした。昨年は師走になって、やっと声が聞かれるほどで、実はそれほど食べていない。山地の奥には十分食べ物があるのだろうか?猪も人里の罠の餌を、危険を冒してまで狙わないので、不猟とのことだ。暖冬の所為だろうか。


 ひよどりが飛んできて、カンザシの実を食べてくれと、願っているわけではないが、いろいろ考えている今日この頃である。