手縫い針


 年をとるに従い老いる目、特にボタン付けなどのとき、小さな針穴に糸を通す難しさは、どなたも見覚えがあると思う。しかし、この難しさを解消できる縫い針が有ることをはじめて知った。


 それは、針穴が二つ有る針だ。上下に二個の穴が有り、上の穴には、角状に突起した部分が有り、上から糸を掛けてもづれないようになっており、糸を引き下げれば穴に入り、糸を通したと同じになる。針の太さは格別大きいわけではないが、随分楽だ。針の糸通しは苦ではなく、綻びもボタンつけも楽しくやれるようになった。この針中国でも見たが、100円ショップにもあった。

このような形になっている。